クロマニヨンとジュラの旅〜⑤
ずいぶん寒くなってまいりました。
だんだんアセってきましたー。
がんばります。
鏡さんご夫妻ことしはどうでしたかねー?
では4日目。
早朝からピエールがむかえにきてくれました。
さっそく生地をつくります。
指示が適切でした。さすが。
超心配そう…
こんなかんじで寝かします。
彼の部屋はおもろい。
落ち着いたから、釜のある山小屋に移動しますー。
みんなマイペースに準備しますよ。
釜に火を入れて、お昼ごはんにします。
マニュ自慢のソシソン。
だんだん人が集まってきました。
マニュの弟さんや鏡さんご夫妻までwやっぱりワインでカンパイ。
生産者が多いから試作品やら新リリースまで集まりました。みんなピエールの意見を真剣にきいてました。やっぱりすごい人なんですねー。
デザートはクレープです。
マニュの息子さんたちの熱い視線を受けながらがんばるこうげちゃん。
みんないい子だね。
将来のヴィニュロンたち?
宴もたけなわ的な…
つーか、そろそろ成形いくよー。
さあみんなで働くのだ!
ちび達もがんばる。彼らはとても良い教育を受けてるように思いました。やっぱり触れて考えること。
釜もいけるぜー。
二次発酵オッケー。
後は焼くのみ。
ピエールは丁寧に灰を掃除した後、なんと赤外線温度計を使っていた。正直似合わないけど、研究熱心な彼らしい。
さあ大将フィニッシュお願いします!
そして…
まさしく、カンパーニュ!おいしかったなあー。
パンをさましてる間に近くのワイナリーに行くことにしました。
キツネのエチケットでおなじみの…
ボールナールです。
ほんと、ジュラいいところです。歩いて行ける距離とは。
ここでもがんがん試飲させてくれました。みんな仲がいいね。
このあと、小屋にもどって涙なみだでピエールとの感動のお別れ…
パンをわけてくれました。
うー…家族のようによくしてくれてありがとう!
彼が「自然派の神様」と呼ばれる理由が少しわかった気がしました。
「愛」
ですね。
自然に対して。ぶどうに対して。ひとに対して。食べることや生きることに対して。
彼のワインからそれを感じ取った人々が、ふしぎと世界中から彼のもとに集まります。
彼の「愛」をたしかめたくて。
我々、クロマニヨンはここで学んだことを大切に日本へ持ち帰りました。
表現のカタチは変わりますが、彼から学んだ「愛」を少しでもお伝えできればなとかガラにもなく思っていたりします。
彼のワインやそれと志を同じくするワインたちと、共にね。
もう少しつづきます。
帰り道にジェラがアルボアの畑に連れて行ってくれました。
移動中の風景。「手前のはヘーゼルナッツの林だよー。」だって。いいねえ。
とうちゃくー。
やっぱり、ニワトコの花がよく似合います。
そして、ピエールからバトンタッチしてマニュが頑張っている畑。
2012年。今年のジュラは苦しい年だったと思います。
それでも強く生きるぶどうと生産者たち。
素敵です。かっこいいです。
自然派好きでほんとよかった。
大好きな生産者と共にがんばれる仕事に就けて本当に幸せです。
p.s.
夜にバーに寄ると、昼間に行ったボールナールがいててごちそうしてくれたよ!ありがとうフィリップ。
こうげちゃんは明日からお仕事。たくさんつき合ってくれてありがとう!
そして明日から通訳がなし!どーするクロマニヨン!
つづく。