2月の満月ワイン
こんにちは。
この冬スイカを二回も食べれてうかれ、ほっしゃんネタには敏感になっているよめマニヨンです。
今日はまじめに!?テイスティングコメントです!
最近ではおなじみ、満月の日のワイン。
クロマニヨンは今年から、いつもよりちょっとおもしろいナチュラルワインを満月の夜にあけていこうと思います。
2月はこちらの二本を楽しみました。
*ランジュ ヴァン ジャニエール 2002(フランス/ロワール)
パリのワインファンが集う自然派ワインBar「ランジュ・ヴァン」のオーナー、ジャン・ピエール・ロビノ氏が自分の育った故郷で造ったワイン。
薄いレモンいろ。
すこしとろみのある液質。
あんずや花梨など黄色い果実のかおり。
旨みが凝縮しじわじわきます。そして余韻が超なが〜いです。わずかに蜜のようなほのかな甘みはありますがきっちり酸味とガッチリミネラルの支えでゆるまずHAPPYが続きます。
2日目はガッチリ感が抜け、うまみ全開!!最高でした。
10年目ですがまだまだ持ちそうな、すごいポテンシャルとロビノさんの愛・情熱を感じました。
*モヴィア カベルネ・ソーヴィニヨン 2000(スロヴェニア/ブルダ)
北イタリアに隣接する歴史のあるモヴィア家のワイン。ぶどうの木が20歳になるまで実になる前に刈り取り、しっかり根を伸ばさせその土地を存分に表現しています。
透明感のある深い紅。
ひんやりした森のかおり。
酸味は優しくエレガントぉ〜な果実感。じわじわ後半からかつおだしのような旨みと渋みがふわ〜んと口を覆います。
少し肌寒い秋の昼下がり、あったかいひだまりに出たあの幸せを思い出しました。
こんな感じで、欲張らずにいい状態の赤白1本ずつを毎月じっくり感じたいと思います。