クロマニヨンのジュラの旅〜⑦

未分類 — 2013/5/20 月曜日 15:53

こんにちは。

34歳にしてどうやら釣りが下手らしいと判明した、クロマニヨン主人です。

ジュラの旅もいよいよ終わりに近づきました。

ふりかえると、しみじみといい旅だったなあと思います。きちんと記録に残します。

 

6日目ですねー。

ジュラにまるまる1日いられる最後の日です。

この日は、こうげちゃんが働くアルボア1番の名店Jean-Paul JEUNET(ジャン・ポール・ジュネ)へランチに伺いました。

朝の仕込みを終えて、カフェでだらだらする僕たちに会いにきてくれた彼女は天使のように輝いていました。

彼女は、今日は週に1度のマルシェの日だという情報をわざわざ伝えにきてくれたのでした。つくづく天使である。

さっそくいくぜー!

子供たちも楽しみにしております。

いろんなものが売っています。

とくに新鮮な魚介類はこの日しか一般の家庭では買えないのでとてもにぎわっていました。

ビオの野菜もさすがに豊富です。

少し僕たちも野菜を買ってかえりました。みんな楽しそうだったのが印象的だったなあ。

 

そしーて、お楽しみのランチタイムです。

さすがの貫禄!

人生最大アスパラ!しかもタルト!!

奥さんも感動のあまり、(当時は流行していた)エアろくろを回しまくります。

ギャルソンの失笑を誘います。

メインは無理を言って、この町の名物コックオヴァンジョーヌに変えてもらいました。

素晴らしい時間をすごせました。また飲み過ぎた。

こうげちゃんすんごいところで働いてるんだね…

いつか、泊まってみたいです。

ありがとうJPジュネ。

 

そして、時刻はまだ3時。

この日はもう一つ大切なイベントがあります。

バビューとタクシーで行きます。

30分ほどで到着したアルボアよりさらにのどかな町。

ここは、モランボ。

この地にどうしても会いたかった方がいました。

そう、

ジャンマルク・ブリニョ氏ですー。天才です。

ここん家はフランス語しゃべれなくても大丈夫。

奥様は日本人。サトミさんです。

とってもあたたかく、むかえてくださいました。

やはり天才一家。気が合いそうです。

あいさつもそこそこに、「1本目はやっぱ泡だろー!」ってことで…

6月でもまだひんやりしている蔵から逆さまにされているワインを持ってきて…

こいつはまさかのっ!

やんのか?ドキドキ。

「やったるぜー!デゴルジュマン(澱引きね)みせたるぜー!」

「手がよごれた」⬅そーゆうの気にするのがちょっとおもろかった。

 

こうして宴ははじまり、いろーんな話をしました。

ワインのこと、農業のこと、好きな生産者のこと、ネゴスのこと、環境のこと、やっぱりワインのこと。

ジャンマルクはデザートまで作ってくれたなあ。

やさしくて、天才だ。

そうして6時間近く飲み明かし、かなりいい気分な僕たち。

ところが衝撃は突然あらわれます。

最後にさくっとひとこと。

「フランスから引っ越して、日本でワイン作るんだよねー。」

まじか!?と。

さびしさとか、うれしさとかいろんな感情がまざってたから、変な顔してただろうなあ。

「佐渡で」

 

…まー、天才に意見するほど僕は野暮ではないので、楽しみにしておくことにしました。

現在、彼らはもうすでに佐渡に渡ってきていて、着々と準備を進めています。

いずれ日本ワインとしてジャンマルク・ブリニョのワインがいただける日を首を長くして待っています。

大変だろうけど、僕たちは応援しているよー!

最後に、

やさしく、楽しく歓迎してくれて、ありがとう!

僕たちはますますあなたと、あなたの作るワインのファンになりました。サイコーの思い出です。

こうしてジュラ最後の夜は(も?)盛大に飲み散らかしてふけてゆきました。

 

いよいよ明日はジュラをさります。

つづく

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